四時散歩。

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竹書房様より大賞を戴きました

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ツイートの方でもご報告しましたが…

この度、竹書房様より発行されている「まんがライフ」6月号にて第2回4コマ王(キング)第4四半期の大賞受賞が掲載されました。

 

タイトルは

「けっぱれ!なまはげちゃん」

です。

都民の真山和香ちゃんが親の都合で秋田県へ引っ越し、来訪神なまはげの卵・なまはげちゃんと出会い、てんやわんやするほのぼの4コマ漫画です。

 

ようやく皆さまに一つ良いご報告が出来たこと、とてもホッとしました。

編集の方々に目を通していただいて、少しでも引っかかり次に繋げていけたらと挑戦したのですが、まさか大賞を戴けるとは思わず、ご連絡を目にした時は変な声が出てしまいました。

 

後日編集者の方と対面したくさん、本当に盛りだくさんな程、見に余るほどの評価をしていただき、現に起きている事なのに夢を見ているようでした。

 

この漫画を描こうと思ったのは、イナズマを通して出会った秋田県出身の友人がキッカケでした。

友人には、会う度に手紙と秋田の素敵なお土産を貰いいつも励まされ、東京で会ったり仙台で会ったりかさりんや鎌倉や江ノ島へ行ったりしながらたくさん話をする内に、いつか秋田に…と考えていた所、せっかく行くならロケハンみたいなこともしたいなと…

 

それを考えていたら、秋田を舞台に何か描き友人に楽しんでもらいたい!と思い、その頃は百合女子高生達の設定で考えていたのですが、

 

以前お土産で貰ったなまはげの鍋敷きがかわいいな〜なまはげかわいいな〜という軽い気持ちから、なまはげの事を調べ始め、鍋敷きのようにかわいいなまはげならみんな怖い印象だけじゃなくなるかな?と妄想を巡らせ、秋田の事をどんどん検索し、運良く秋田の特集をテレビで拝見出来、身近な秋田産の甘酒や椎茸など様々なものを食し…

 

そうして「けっぱれ!なまはげちゃん」が生まれました。

 

実は友人と出会う前後位の時期に六本木ミッドタウンの民芸品を扱うお店で一目惚れした角館桜皮(かば)細工の茶筒、これが最近まで秋田産だとは知らず只々美しく立派で…

当時手が出なかったので茶匙だけ手元にあります。

原稿を描き上げた後に気付き、勝手に運命を感じてしまいました。

 

昨年の7月頃から動き出し、今年の頭に完成という長い月日を経て、たった14枚の4コマ漫画でしたが無事描き上げる事が出来て、そして竹書房の編集部の方に見つけてもらえて、心から描いて本当に良かったと思いました。

 

何より嬉しかったのは、編集者の方に私が秋田出身だと思っていた、と言われた事でした。

 

どこまで出来るか未知数ですがこの先があるなら、秋田出身の友人や秋田県の皆さんにほのぼのしていただけるような漫画が描けるよう、全身全霊挑戦していく所存です。

 

秋田新参者ですがしったげけっぱりますので、何卒よろしくお願いいたします!!

 

(長文になってしまいすみません)